ホメオパシー、って、聞きなれない人も多いのではないかと思います。私はたまたま数年前、好奇心から関連の文庫本を手に取ったことがあるのですが、とても不思議でした。
本を一冊読んだだけのド素人がホメオパシーについてここで語るわけにはいきませんので、詳しく知りたい人は申し訳ありませんが調べてくださいますようお願いします。
さて、そのホメオパシー。いきなりどうしたのかというと、よく理解せずに購入した品物に「有効成分が米国の公式ホメオパシー薬局方にあることを示す」という一文が添えられていたのです。
購入したそのときは「漢方みたいなものか~(全然違います)」とかるーい気分だったのですが、どうやらそういう気分のものではないみたいですね。
ともかくそれがこの「Good Morning」という製品で、「一時的に、エネルギー不足、過敏症、覚醒困難、眠気および精神的嗜眠の症状を緩和する」という効能があるそうなのです。
飲んでみました
まあそのうちに、必要が生じたら飲んでみようというスタンスでいたのですが、昨晩、というか今朝4時まで夜更かしのうえ6時起きという、大変美容に悪い事態が発生しました。もちろん眠いです。PCモニタの文字がぼやけてきます。体の芯が重いです。そこでふとこの製品のことを思い出しました。いま、いい機会なんじゃないかと。どういうものか、飲んでみよう、と。
おや…これは…?
小さな白いラムネのような錠剤は、舌下ですぐ溶けてしまいました。ほんのり甘い味。しばらくそのままPCに向かっていると、気のせいかPCモニタの文字が読みやすくなっているような…。いやいや、そんなはずは、といつのまにか疑念モードになっている私。自分の体を観察すると、ぼーっとした重い疲れは残っているものの、妙に目が冴えてきている、ような…気が、する?
そのうち頭も軽くなってきたみたいで、PC作業がラクに感じるように。あれれ?これってなんなの?
しつこくテストしてみた
効果があったのならいいじゃないか、とも思うのですが、なんとなく納得がいかなくて、ほんとに目が覚めてるのかな?と、すでに眠くもないのに横になってみました(笑)。すると予想通り眠気が来ないんですね。睡眠時間2時間で、朝から結構ドタバタしていたことを思えば、疲労で即眠り込んでもおかしくないはず。横になってテレビを見ながら(だらしなくてすみません)なんでこんな元気かな~?と考えること1時間。不意に、
目を閉じてみよう
と思いつき、静かに目を閉じて深呼吸をすると…はい、あえなく眠りに落ちました。
で、30分後に目が覚めたいま、「Good Morning」で目が覚めてたように感じてたときと比べると、やっぱり感覚が違うんです。うーん、なんだか不思議だとしか。
とりあえず体に異変は起こらなかったっぽいので、また眠いときに使ってみようかと。だんだん慣れてくるのかな?
と、ところが…なんと!
アメリカ食品医薬品局(FDA)が、ホメオパシー関連の製品を取り締まるという方針を、先日発表したそうです。なんでも近年、悪質な企業には警告を出したり、デタラメでときには危険な治療さえ行うクリニックに対しては取り締まりも強化するとか。ニュースを読むと、なかなかにインチキくさい施術もあったことが伺われて、微妙な気持ちになります。現在30億ドルといわれるホメオパシーのマーケットがこれからどうなるのか、また iHerb でもホメオパシー関連のアイテムは多く扱っていますので、先行きを見守っていきたいと思います。
しかし記事では「疑似科学」と一刀両断されているのですが、私自身なんとも不思議な感覚を味わったばかりなので…なんなのかなあ、ホメオパシー。やっぱり謎が多いのでした。
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